■苦手なことに、どう向き合えばいいかも教えてほしい!
HSPは、得意なこと苦手なことがハッキリとしている。
得意なことは能力を存分に活かすことが出来るが、
ひとたび苦手なことになると、引きずったり体調を崩したり、生活に支障が出てしまうことさえあります。
そこで本記事では、HSPの人がついついやりがちな
当てはまると危険!HSPが苦手なこと7選をご紹介します!
当てはまると危険!HSPが苦手なこと7選
今回ご紹介する7選に当てはまっていたり、続けてしまっていると
生きづらさを抱える原因になりますので、チェックして行きましょう。
- 相手ばかりを気にしてしまう、人付き合い
- 引きずるほどの罪悪感を感じる
- 刺激のコントロールが苦手で、体調を崩す
- 1歩が踏み出せず、物事に怯えてしまう
- 頑張りすぎてしまう
- 気付いてしまうために無理をする
- HSPの自分目線を持たない
相手ばかりを気にしてしまう、人付き合い
人付き合いは、学校や会社、友達付き合いなど
どの場面においても、人間関係を形成するために必要とされます。
しかし、人付き合いの煩わしさや面倒くささから、苦手としている人も多く、
その中でも特に、HSPの人は人付き合いを苦手としています。
HSPの人が、人付き合いを苦手としているのは
- 相手の気持ちに左右される
- 気を遣い過ぎる
- 物事を深く考える
といった特徴があるため、接した相手の表情や態度、気持ちに敏感になってしまうのです。
具体的には
- 気を遣い過ぎて、相手の気持ちを考えた受け答えをしたり
- 相手からの頼みごとを断れなかったり
- 嫌な感情を感じ取れば、「嫌われているのかな?」と不安になったり
1回1回の人付き合いで、気を遣い過ぎてぐったり疲れてしまうのです。
そのため、人付き合いを苦手としているHSPの人は多く、
どの場面においても必要とされる人付き合いで、生きづらさを感じてしまう原因になります。
なので、自分がどう感じているか疲れていないかなど、自分に目を向けることで、楽に人付き合いをこなせるようになります。
引きずるほど罪悪感を感じる
相手の頼みごとを断った時や注意をした時、罪悪感を感じてしまうという方いませんか?
実はHSPには、引きずるほど罪悪感を感じてしまう人が多いのです。
その理由として、下記の3つが考えられます。
- 考え過ぎ
- 責任感の強さ
- 困っていることへの共感
共感力が高いHSPは、相手の困りごとを自分のことのように捉えてしまうことがあります。
そのため、困っている状況を想像し、断った申し訳なさで罪悪感を感じてしまうのです。
上記でご紹介した、相手からの頼みごとを断れないというのも
断ることで、罪悪感を感じてしまうことが理由の1つだと考えられます。
HSPの罪悪感を和らげる方法については、こちらの記事でご紹介しています。
【罪悪感を感じる方必見】誰でも出来るHSPの罪悪感を和らげる2つの方法
刺激のコントロールが苦手で、体調を崩す
3つ目は、刺激のコントロールが苦手で、体調を崩してしまうというものです。
HSPは、刺激を敏感に感じ取る一方で、
- いかに刺激を受けないようにするか
- 刺激を受けた時、どのように休むか
という、刺激を受けた後どうすれば良いか、よく分からないという人が多いです。
そのため、刺激への対処法が分からないままにしておくと
刺激の疲れが抜けきらずに吐き気を催したり、布団で動けなくなるくらいの疲労を感じてしまいます。
HSPの人によくあるのが、夜に寝付けないという問題です。
この原因の1つとして考えられるのが、光からの刺激です。
夜遅くまでスマホやパソコンを見てしまうと、脳がスマホの光を太陽光と勘違いし朝だと認識します。
これにより、上手く寝付けずに朝スッキリ起きられなかったり、生活に支障が出ることが考えられます。
HSPの人は、自身が受ける刺激を減らすことで、睡眠や生活を快適にすることが出来ますので、意識してみましょう。
1歩が踏み出せず、物事に怯えてしまう
初めてのことに挑戦する時や急な対応を求められたとき、
「自分に出来るかな?」と不安な気持ちを抱えやすいです。
その中でも特に、HSPの人は物事に怯えてしまうという傾向があります。
読者の皆さんも、このような経験はありませんか?
- 人前での発表が怖く、おどおどしてしまう
- 仕事をしようと思っても、出来るか不安になり応募を止めてしまう
- 興味のあることに挑戦しようと思っても、「どうせ無理だ…」と諦めてしまう
HSPの人が、このように怯えてしまう理由は
考えることが得意な分、良いことも悪いことも想像できてしまうからです。
そのため、1歩足を踏み出そうとしても、恐怖心が先行し怯えてしまうのです。
そこで、自分が挑戦したいことを諦めたくない!と言う方へ、
HSS型HSPの私が実践した自己肯定感を上げる方法をご紹介します。
その方法とは、成功体験を持つことです。
どんなに小さなことでも大丈夫なので、自分のやりたかったことや出来なかったことに取り組んでみてください。
そこで得た「自分でも出来た!」成功体験が自己肯定感を高め、様々なことに挑戦できるようになります。
詳しくはこちらの記事でご紹介していますので、チェックしてみてください。
頑張りすぎてしまう
HSPの苦手なこと5つ目は、「頑張りすぎてしまう」というものです。
物事に怯えがちの項目でもご紹介したように、
不安を感じやすいHSPは、自分の行動に対して自信を持つことが出来ません。
そのため
- 自分はしっかり出来ているのか
- 他人から遅れていないか
などの不安にさらされてしまい、常に自分を高い水準で保とうとします。
それゆえ、HSPの人は完璧主義になる人も多く、
自分でも気が付かないうちに、限界を超えてしまうということがあります。
頑張ることは必要ですが、頑張りすぎて自分を追い込まないようにすることが大切です。
気付いてしまうために、無理をする
HSPの人はよく、優しいと言われます。
- 相手が何か困っていそうに感じたら、「大丈夫?」と声をかけたり
- 重そうな荷物を持っている人が居たら、駆け寄ったり
気付けば、手を差し伸べたくなるのがHSPです。
しかし、気付いてしまうばかりに無理をしてしまうのもHSPです。
HSPは、周囲のわずかな変化に気付きやすい特徴があるため、
誰が何に困っているのかすぐに感じ取ってしまいます。
1度感じ取ると、自分にやることが合っても相手を優先してしまうことも多々あります。
相手を思いやり、手伝おう!助けよう!とするのは、間違いなく読者さん自身の優しさですが、
「HSPだから…」「気付いてしまったから…」というように無理をするのは、自分自身を追い込む原因となります。
なので、気付くからこそ無理をせず、自分の出来る範囲でやっていきましょう。
HSPの自分目線を持てない
HSPが、自分にとって楽な生き方をするためには、自分目線を持つことが必要です。
HSPの人の中には、ついつい他人と比べてしまう人が居ます。
HSPは、その名の通り繊細で敏感な気質なので、
周囲の非HSPの人と同じように出来なかったりすることがあります。
例えば
- 学校では、友達のノリについていけなかったり
- 会社では、仕事に時間が掛かってしまったり
「何で、自分は周りと同じように出来ないんだろう?」「HSPのせいだ!」というように、考えてしまうことがあるかもしれません。
しかし、他人と比べてしまうと
「他人の生き方が正解で、HSPの自分はダメなんだ」というような考えに陥ってしまいます。
これでは、HSPの良さに気付くこともHSPの自分に合った生き方をすることも難しくなってしまいます。
そのため、HSPの自分目線を持つことで
- 音の刺激に疲れたから休もう
- このBGMは、涙が出るくらい感動する
など、HSPの辛いことを減らし、HSPの良さを楽しむことが出来るようになります。
私もHSS型HSPですが、自分目線を持つようになってから「HSPって、良いな」とさえ、感じられるようになりました。
なので、他人と比べてしまうという読者さんが居ましたら
自分はどう感じているのか、自分目線を持って行動すると、自分に合った生き方が見えてくるかもしれません。
当てはまると危険!HSPが苦手なこと7選 まとめ
ここで、本記事の内容をまとめていきます。
- 人付き合い
- 引きずるほどの罪悪感を感じる
- 体調不良を起こすほど、刺激に敏感
- 物事に怯えてしまう
- 頑張りすぎてしまう
- 気付いてしまうために無理をする
- HSPの自分目線を持たない
本記事では、ついついやってしまうHSPの苦手なこと7選をまとめてご紹介しました。
日常から意識することで、落ち着いた生活や自分に合った生き方のヒントが得られるかもしれません。
「これ当てはまっているな~汗」というものがありましたら、お互いに意識して改善していきましょう!
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。