■会社に馴染めず、辞めたいけど言いだせない…
会社に退職を申しでるとき、とても勇気がいりますよね。
「辞めたら会社の迷惑にならないかな」とか「逃げているだけ?」など、考えれば考えるほどモヤモヤしてしまいます。
本記事では、HSPの人にもできる円満退職の伝え方をご紹介します。
【HSP】仕事を辞めるか迷ったら、自分の気持ちに耳を傾けよう
働いていると、「辞めたい」と思う時がありますよね。
しかし、なかなか言いだせずに、今の仕事を続けているという方も多いかと思います。
このように、仕事を辞めたいけど迷っているという方は
HSPの人は考えることが得意なので、いつのまにか「あれも」「これも」と考えてしまいがちです。
特に、仕事を辞めるとなると
- 辞めたら職場の人に迷惑をかける…
- 自分が辞めたあと、会社が回らなくなる…?
など、いろいろなことを考えてしまい、辞めたいけどやめられない。
どうすればいいんだ!と、身動きが取れなくなってしまうことがあります。
自分の気持ちとそれ以外を分けると
私も、会社を辞めると迷惑が掛かると迷っていたときもありましたが、結局は新しい人材が投入されるだけでした。
もし、いま退職を迷われている方がいましたら、一度自分のきもちに耳を傾けてみましょう。
【悪影響】辞めたい仕事をダラダラと続けてしまうと
仕事を辞めようか迷っているときは、仕事に身が入らないことがよくあります。
ここでは、仕事を続けるか・辞めるか迷っているときに起こりがちなこと2選をご紹介します。
- やる気がでない・モチベーションの低下
- 無理な仕事は、体調を崩しやすい
やる気が出ない・モチベーションの低下
仕事を辞めるにあたり、前向きな退職や転職の場合はこれからのことにやる気がみちあふれている方も多いかと思います。
一方で、ネガティブな理由で辞めようか考えている時は、いまの仕事に対して熱意や向上心を持てなくなってしまうことがあります。
それにより
- ミスが増え、上司から怒られたり
- 毎日、出勤するも憂鬱になるなど
悪影響がでてしまうことがあります。
私も販売職を辞めるか迷っている時は、仕事中もつねに辞めようかどうかを考えていたので、毎日が苦痛でした。
無理な仕事は、体調を崩しやすい
仕事を辞めたいと思う理由はさまざまあります。
- 仕事内容があわない
- 残業の多い職場にいるなど
しかし中には、生活のため無理をしつづけて体調を崩してしまった…というお話も聞きます。
一度体調を崩してしまうと、働きたくても働けなかったり次の仕事を見つけて復帰するまで
より時間が掛かってしまうことも考えられます。
仕事を辞める前の2つの注意点
仕事を辞めることは、悪いことではありません。
無理に続けて体調を崩してしまったり、私のようにドクターストップになってしまうこともあります。
しかし、無計画に退職をしてしまうと、そのあとに仕事が見つからずに苦労をしてしまうことも考えられます
そこで、退職をする前の2つの注意点をご紹介します。
- 生活ができるだけの貯金を確保
- 退職後のプランを考えておく
生活ができるだけの貯金を確保
あたりまえですが、生活をするためにはお金が必要です。
退職をすれば心や体はラクになりますが、同時に収入もなくなります。
今までは毎月働いた分のお給料でまかなっていた生活費も来月からは「0」になるため、貯金が心もとないと生活が危うくなりかねません。
また、仕事が見つからないことにより精神的に追い込まれてしまうというのもよくある話なので、注意しておきましょう。
退職後のプランを考えておく
何も考えずに退職をしてしまうと、ただ無為に時間をすごしてしまうことがあります。
転職ではこの期間がブランクとなり、就職のさいに不利になってしまうこともあるため、あらかじめ退職後のプランを考えておくようにしましょう。
参考までに、例をご紹介します。
- 休養して、心身ともに回復をはかる
- HSPについて詳しくなって、仕事選びにいかす。
- 資格取得をして、自分のペースで働ける仕事に就く
個人的には、HSPについて詳しく知ることがおすすめです。
自分はどういうことが苦手なのかが分かれば、生活だけでなく仕事選びのポイントにすることができます。
【HSP向け】円満に退職する3つの伝え方
■会社の迷惑になるかもしれないから、言いだせない…
会社を辞める決意を固めたものの、なかなか言い出せないことってありますよね。
また、変な時期に伝えてしまうと不要な引き留めにあったり、そもそも気を遣いすぎて話しかけられないということもあるかもしれません。
そこで、ここではスムーズな退職の伝え方をご紹介します。
- 繁忙期を避ける
- 上司のみに退職の意志を伝える
- 前向きな退職理由を伝える
繁忙期を避ける
まず、退職を申しでる場合は繁忙期を避けましょう。
繁忙期は会社として一番忙しい時期のため、この時期に退職を伝えようとすると
- 忙しさのあまり、取り合ってもらえなかったり
- 繁忙期を理由に引き留められることがあります
一般的には、12月や3月が繁忙期の会社が多いと言われていますが、会社によっては異なることもあります。
自社の繁忙期や閑散期をあらかじめ把握しておくと、退職を伝える際に役立ちますよ。
また、民法では定めがない従業員(正社員)は、2週間前までに退職を伝えればよいとされていますが、私は引き留めにあった経験があります。
そのため、1ヵ月前などある程度の余裕を持って伝えると、会社としても退職を承諾しやすくなるかと思います。
上司のみに退職の意志を伝える
働いていると、飲み会や休憩中に同僚とぐちを言いあうなんて場面を見かけることがあります。
しかし、つられて退職の相談を同僚にしてはいけません。
仮にふとしたことで退職の意志があることが、上司や同僚に知られてしまうと
- 退職を伝えても居ないのに、退職をする雰囲気になってしまったり
- 退職までの期間、会社に居づらくなってしまうことがあります
また上司が一人の時は、退職の話を切りだしやすくというメリットもあります。
退職の話自体、人が多いところでは話しにくい話題ではありますが、特にHSPの中には話しかけることが苦手だという方も多くいます。
しかし上司1人だけなら、誰に気をつかうこともなく退職の意志を伝えることができます。
話をかけることが苦手だ…という方は、下記を試してみましょう。
- 上司が1人にタイミングを見計らう
- 手の空いているとき、お話があると席を外してもらう
前向きな退職理由を伝える
退職をするのには、何かしらの理由があります。
それは「職場環境が合わない」など、必ずしも前向きな理由ではないかもしれません。
しかし、前向きな退職理由を伝えることで
同僚に気をつかい過ぎることもなく、円満な退職がしやすくなります。
働いた年月の長短は問わず、お世話になった会社とは円満に退職をしたいものですよね。
しかし、「職場環境が合わない」というような不満を直接伝えては、お互い気持ちよく別れることができません。
また、不満を直接伝えてしまうと…
私も新卒の頃に、実際にやってしまったことがあります。
結果はもちろん、勤務時間が改善されたものの辞めると決めていたので、引き留められていた半年間苦痛に感じていました…
しかしながら、「前向きな退職理由なんてない」ということもあるかもしれません。
このようなときは、HSPの自分のに合った仕事に挑戦するというような前向きな気持ちで伝えてみましょう。
まとめ:退職は計画的に
ここまで、退職を迷った時の考え方から円満に退職をする伝え方までご紹介していきました。
仕事は生活をするためには欠かせないことですが、無理をしすぎると体を壊してしまう恐れもあります。
しかしながら、無計画に退職をしてしまえば仕事が見つからないなど、その後の生活に苦労しているというお話も聞きます。
もし、いまや移植をするか悩まれている方がいましたら、退職した後のことも見据えて一度考えてみましょう。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。