■ HSPの自分は、良いことにも悪いことも強く感じてしまう。
■ 感受性が高いメリット、デメリットは?
■ この強い感受性のコントロールの仕方を教えて欲しい!
HSPの高い感受性を持つ人は、言葉の本音と建前を見透かしてしまい、人の悪意に傷ついてしまう方がとても多いです。
以前の私も同じように、人の本音や悪意を察してしまい、俯いて落ち込んでしまっていました。
しかし、今はHSPで接客業まで経験してきましたが、HSPの感受性をコントロールできるようになりました。
そこで本記事では、
【HSPの高い感受性が持つメリット・デメリット】から、【感受性と向き合うおすすめの方法】までご紹介します。
本記事では、感受性の辛さを抱え込まずに共有したり、もう一度前を向く元気を与えられたらと思っています。
感受性は、外からの刺激を受け入れる能力
感受性とは、「外からの刺激を受け入れる能力」のことを言います。
外からの刺激と言うと難しく聞こえますが、簡単に言うと「自分がどのように感じるか」です。
外からの刺激は様々ありますが、例えば
結末が悲しい映画を見た時に、悲しいと感じるのか、感極まって泣いてしまうのか感じ方が異なります。
この時、泣いてしまうのなら悲しいと感じる人より、感受性が高いと言えます。
HSPは特徴の1つに、この感受性の高さを持っています。
そのため、人より外からの刺激に対して敏感に反応してしまうのです。
次は、高い感受性を持つHSPには、どのようなメリットとデメリットがあるのかをご紹介していきます。
HSPの感受性には、3つのメリットがある
HSPの特徴のデメリットは簡単に思いつきますが、どんなメリットがあるのかは思いつかない方が多いかと思います。
HSPの感受性のメリットを一緒に確認していきましょう!
- 音楽や芸術、自然など多くのことに感動できる
- 些細な変化を感じ取ることが出来る
- 謙虚で素直
音楽が芸術、自然など多くのことに感動できる
上記では、映画を例にご紹介しましたが、HSPの感受性の高さはもちろんこれだけではありません。
音楽や芸術、自然を始めとした様々なことに、感動が出来ます!
感動は、自分の心が動いた時にしか感じられません。
つまり、自分が経験する多くのことを、人一倍楽しめるという事です。
綺麗な景色を見て「綺麗だな~」と感じるだけでも、HSPの人の心は、言葉で表現しきれない程の感動をしているはずです。
人生80年と言われていますが、人と同じ時間の中で、人より多くのことに感動でき、楽しめるのは、感受性が高いHSPならではだと思います。
些細な変化を感じ取ることが出来る
HSPの特徴は、人に話してもあまり分かってもらえなかったり、褒めてもらえるという事が少なく、役に立たないのかなと思われるかもしれません。
しかし、私は人の気持ちに寄り添えることは、素晴らしいことだと考えています。
人が悲しんでいたり、困っていたら、手を差し伸べてあげたくなります。
それが、自分の大事な人だったら尚更ですよね。
そんな、目に見えない人の気持ちの変化も感じ取ることが出来るんです。
素晴らしいと思いませんか。
謙虚で素直
感受性が高い人は、謙虚で素直な人が多いです。
なぜ感受性が高いと謙虚で素直なのかというと、人を認めることが出来るからです。
例えば、
- 学校の先生の話を素直に聞ける。
- 自分と同じスポーツをやっている選手を見て「凄いなー!」「かっこいい!」と感じる、など。
これは、相手に対して常に尊敬の念を持って、接している証拠です。
つまり、HSPのように感受性の高い人は、謙虚で素直な人だと言えます。
そして素直さは、人とコミュニケーションをする上で大切な要素なのです。
HSPの感受性は、高過ぎる事がデメリット
高い感受性は、時にデメリットとして働いてしまうことがあります。
ここでは、HSPの高い感受性には、どのようなデメリットがあるのかをご紹介します。
- 音や光などの刺激に敏感で、疲れやすい
- 悪いことをいつまでも引きずる
- 人を気にして、自分の意見を言えない
音や光などの刺激に敏感で、疲れやすい
メリットでは、音楽に感動できると申し上げましたが、デメリットにもなってしまうのは、少し残念ですね。
高い感受性を持つHSPは、【強すぎる刺激】や【自分に合わない刺激】を受けると、気分が悪くなったり、疲れてしまうことがあります。
私の場合は、ずっと鳴り続けているパソコンのファンの音や蛍光灯が点くのを見るとクラッとします…
悪いことをいつまでも引きずる
HSPは、感受性が高いことに加えて、物事を深く考えることが得意です。
そのため、自分が嫌がられているなどの悪い感情を読み取ってしまう、1人で悩み始めてしまいます。
悩み始めると、自分でも制御が聞きにくいのが難点です…
悪い考えばかりが頭に残り、他にやるべきことがあったとしても、手につかなくなってしまうことも度々あります。
感受性と深く考えることの両方がデメリットとして働いてしまうために、HSPは悪いことをいつまでも引きずってしまうのです。
人を気にして、自分の意見を言えない
ここで言う、人を気にしてというのは思いやりなどではありません。
空気を読み過ぎてしまうという意味です。
人の言葉の意味や気持ちが分かってしまうばかりに、たとえ自分の意見があったとしても言えなくなってしまうことがあります。
大抵の人は、意見を言われただけでは気にしていないことが殆どです。
しかし
「これを言ったらどう思われるのかな?」
「もしかしたら、嫌われてしまう?」
などのように、考え過ぎてしまうところがあります。
そのため、空気を読み過ぎてしまい意見を行けないという事が起きてしまいます。
次は、どのようにHSPの高い感受性をコントロールしていけば良いのかをご紹介します。
HSPの感受性をコントロールする方法
感受性をコントロールするために大切な事は、1つです。
自分とそれ以外との距離を保ちましょう。
HSPの高い感受性は、目にするあらゆるものを感じ取ってしまいます。
この時、感じ取ったものだけにのめり込んでしまうから、辛くなってしまうのです。
このような時は一旦、深呼吸や席を外すなどして距離を取りましょう。
距離を取ることで、のめり込まずに頭が働くようになります。
私も感受性は強い方だと自覚していますが、辛くなりそうな時は、外の空気を吸って落ち着いています。
簡単なことですが、日頃から距離を取ることをしていなければ、いざという時に感受性はコントロールすることは出来ません。
今回の方法は、誰にでも簡単に出来るので、自分の感受性をコントロールする練習をしてほしいと思います。
その他、HSPのメリットはこちらの記事でまとめています。
【HSPのメリット】生活、仕事に活かせるHSPのメリット10選
まとめ
ここで、本記事の内容をまとめます。
- 音楽や芸術、自然など多くのことに感動できる
- 些細な変化を感じ取ることが出来る
- 謙虚で素直
- 音や光などの刺激に敏感で、疲れやすい
- 悪いことをいつまでも引きずる
- 人を気にして、自分の意見を言えない
- 自分とそれ以外との距離を取ろう
本ブログでは、HSPに悩む人に向けて、向き合い方や活かし方を紹介しています。
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ここまで、お読みいただきありがとうございました。